看護師転職エージェントの使い方|担当者の事情を知ってから使う

転職エージェントの使い方 未分類

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転職サイトに登録した直後、電話が鳴り続けて驚いた。そういう経験をした方は多いと思います。

あの熱心さには理由があります。そして理由を知っていると、使い方が変わります。

この記事では、まず担当者側の事情を説明します。そのうえで、こちらが主導権を持って使う方法をお伝えします。

まず、お金の流れを知ってください

ここが分かると、すべて腑に落ちます。

転職サイトは、あなたからお金を取りません。 採用が決まったとき、病院や施設から手数料を受け取る仕組みです。

つまり、こうなります。

  • あなたが就職しないと、担当者の成果はゼロ
  • 成約が早いほど、担当者にとって都合がよい
  • 手数料の高い求人のほうが、勧める動機が強くなる

これは悪いことではありません。 無料で使えるのは、この仕組みのおかげです。

ただし、担当者の都合と、あなたの都合は必ずしも一致しません。 そこだけ、知っておいてください。

だから起きること

構造から予測できる現象があります。

1. 急かされる

「この求人は人気なので早めに」「今週中にお返事を」

本当に人気の場合もあります。ただ、急かされること自体を、判断材料にしてください。

「他も見てから決めます」と言ったときの反応で、その担当者の姿勢が分かります。

2. 希望と違う求人を勧められる

「日勤のみ」と伝えたのに夜勤ありを勧められる。「この条件も見てみませんか」と言われる。

1回目なら、選択肢の提示として自然です。 2回目、3回目と続くなら、こちらの条件が記録されていないか、無視されています。

3. 連絡が多い

登録直後がいちばん多くなります。複数のサイトに登録すると、同時に鳴ります。

これは対処できます。あとで書きます。

良い担当者の見分け方

短時間で分かる基準があります。

  • 求人の悪い点も言う(ここがいちばん大事です)
  • 「分かりません」と言える(そのうえで確認してくれる)
  • 離職率や勤続年数を、聞けば調べてくれる
  • こちらのペースを尊重する
  • 見学を勧めてくれる

1番目を重視してください。 どんな職場にも欠点があります。良いことしか言わない担当者は、知らないか、言わないと決めているかのどちらかです。

試し方は簡単です。「この職場の、気をつけたほうがいい点はありますか」と聞いてください。答えの質で、力量が分かります。

担当者を変えてもらうことはできます

知られていませんが、担当者の変更は申し出られます。

合わないと感じたら、遠慮しないでください。

「担当を変えていただくことは可能でしょうか」

「別の方にご相談したいのですが」

「連絡は、メールでお願いできますか」

サービスの窓口に伝えれば対応されます。担当者と気まずくなることを恐れて、合わない相手と進める必要はありません。

連絡が多いときの対処

登録前に、これだけ決めておいてください。

  1. 連絡方法を指定する(「メール中心でお願いします」と最初に伝える)
  2. 連絡可能な時間帯を伝える(夜勤があるなら必須です)
  3. 登録は2〜3社に留める(5社以上は管理できません)

1番目を最初の面談で言うだけで、状況がかなり変わります。 言わなければ、電話が標準になります。

複数登録すべき理由

1社だけだと、比べるものがありません。

複数使うと、次のことが見えます。

  • 同じ求人でも、担当者によって説明が違う
  • ある社にしかない求人がある
  • 担当者の質の差が分かる

1番目が最大の収穫です。 説明が食い違ったら、そこが確認すべき点です。片方が知らないか、都合よく言っているかのどちらかだからです。

ただし、同じ求人に複数社から応募しないでください。 職場側で重複が発覚すると、印象が悪くなります。

サービスごとの違いは看護師転職サイトおすすめ比較|厳選4社の特徴と選び方にまとめています。

使い倒せる機能

成約が目的の仕組みなので、その前の段階は無料で手厚く使えます。

  • 職務経歴書の添削(1人で書くより確実に良くなります)
  • 面接の日程調整(シフト勤務では、これだけで価値があります)
  • 条件の交渉(給与や夜勤回数を、代わりに伝えてもらえます)
  • 離職率や内部事情の確認
  • 辞退の連絡(自分で断りにくいときに)

3番目は積極的に使ってください。 自分で給与の話をするのは気まずいですが、担当者を通せば普通のやり取りになります。

奨学金の残債がある場合も、「支援制度のある職場はありますか」と代わりに聞いてもらえます。

書類の書き方は看護師の履歴書・職務経歴書の書き方、面接は看護師の面接でよく聞かれる質問と答え方で扱っています。

断り方

ここで悩む方が多いので、そのまま使える言い方を書きます。

求人を断る

「ご紹介ありがとうございます。今回は見送らせてください。」

理由を詳しく説明する義務はありません。ただ、理由を伝えたほうが次の紹介の精度は上がります。

内定を辞退する

「検討した結果、今回は辞退させていただきます。ご調整いただいたのに申し訳ありません。」

早いほうがよいです。担当者から先方へ伝えてもらえます。

利用そのものをやめる

「転職を見送ることにしました。ありがとうございました。」

言いにくくて連絡を絶つ方がいますが、伝えたほうが早く終わります。 連絡が続くほうが、お互いに消耗します。

使わないという選択

最後に書いておきます。エージェントを使わない転職も、十分に成り立ちます。

行きたい職場が決まっているなら、直接応募のほうが早いことがあります。病院側にとっても手数料がかからないので、歓迎されることがあります。

知人からの紹介も同じです。内部の実情が分かるという点では、どのサービスより確実です。

エージェントが効くのは、選択肢を広く見たいときと、条件の交渉を代わりにやってほしいときです。

まとめ

転職サイトは、採用が決まったときに職場側から手数料を受け取る仕組みです。だから無料で使えて、だから急かされます。

良い担当者は、求人の悪い点も言います。 「気をつけたほうがいい点はありますか」と聞いて、答えの質を見てください。

合わなければ、担当者は変えてもらえます。 連絡方法と時間帯は、最初に指定してください。

そして、書類の添削と条件の交渉は使い倒してください。 そこはこちらが得をする部分です。

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